田野駅屋にズームイン
生産者の声
「先日も田野駅屋にお寿司を納品している時、神戸や大阪からの観光客の方が『美味しいですよ』と声をかけてくれて、嬉しかったですね。月曜がお店の定休ですが、『残念、休みか!』と言ってもらったら一番嬉しい(笑)。玉子巻きや海苔巻き、サバ寿し、五目寿しなど10種類くらいお寿司を置いています。シャリと酢の合わせ方に特徴があり、酢がよく効いていることと、寿し飯にはショウガや胡麻なども入っています。県東部の寿しを味わってほしいですね」。
仕出し・弁当の「直」のご主人、野村祐一さんは実家を継いで6年。高知市内での修業時代を入れると11年のキャリアになります。取材で撮影させて頂いた日はクリスマスイヴで、皿鉢づくりに追われている最中でした。幼い頃から両親の忙しさを目の前で見てきた野村さんは、若い頃は継ぐ意思がなかったと言いますが、長男の責任感から現在に至っています。「やりだしたら面白いというか、やったらやるだけ成果も出る仕事です。今は試行錯誤しながら新メニューを考えています。将来はお店(料理店)もしたいですね」と野村さん。将来の夢へ向かって、一歩一歩着実に進んでいるのです。