安田町観光・宿泊情報
四国霊場八十八ヵ所の27番札所で、真っ縦(まったて)と呼ばれる急な山道を登った山上にあり、屈指の難所として知られていた「神峯寺」。三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の母が、弥太郎の開運を祈願し、この急坂を登り、二十一日間、毎日約往復40キロの道のりを素足で参拝したといわれています。また、弥太郎も大成した後に感謝の意をこめ山林を寄進しました。
現在は車道の開設により、安易に参拝ができるようになり、周辺にある神峯神社、桜の名所の九丁公園、推定樹齢900年といわれる大樟などをあわせて、観光できるようになりました。境内には名水「神峯の水」が湧きだし、眼下には美しい太平洋の海原を望むことができます。
安田町商店街にある古民家「旧柏原家住宅」「旧市川医院」が所有者より町が寄贈され、2008年より修復。2010年に工事が完了し、「安田まちなみ交流館『
「旧市川医院」は大正2年(1913)に建築された木造洋館づくりのモダンな建物であり、「旧柏原家住宅」は、魚梁瀬杉をふんだんにつかい、伝統的な建築技法を用いながらも当時の流行を随所に取り入れ、意匠を凝らしています。当時をしのばせる建物と美しい庭は、土佐の名建築と呼ばれるのにふさわしいつくりで、安田町の歴史・文化の一端を感じさせてくれる施設となっています。
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